実例紹介
個人休眠担保権
- 依頼者東近江市 T様 様
- 業務日数30 日
- 費用(税込)195,818円
- 報酬内訳
100,000円(清算人選任申立書類作成)
4,000円(戸籍等取得4通)
10,000円(抵当権抹消)
4,000円(登記記録調査・取得) - 実費内訳
1,000円(申立書印紙)
54,000円(予納金立替)
4,318円(予納郵券)
3,000円(戸籍等)
2,700円(登記事項証明書)
1,000円(登録免許税・不動産の個数×1,000円)
相続登記にあたり登記記録を確認したところ、昭和初期の抵当権が残ったままになっていることが分かりました。債権額は50円、利息は日歩1銭7厘、抵当権者は聞いたこともない会社の名義となっております。
会社の登記記録を探したところ、解散され清算結了により登記記録が閉鎖されておりました。当時の清算人に手続きの協力を得るべく、名前は○○傳右ヱ門、住所も○○番屋敷、抵当権を付けた時期からしてご存命とは思われないものの、捜索を開始します。周辺の聞き込みの結果、なんとか死亡の事実の確認が取れました。
次にすべきは、裁判所への清算人の選任申立てと、選任された清算人への債権の消滅時効の援用手続を経ての抵当権抹消登記手続きです。ここまで至るの着手より3ヶ月を要しました。
今となっては当時の当事者間で借入金の返済があったかも定かではございませんが、仮に返済がされ、即時に抵当権抹消登記がされていれば、費用もそれほどのものではなく、難易度・時間も何ということもなく終わっていたはずです。今になってから消すためにはこれほどのプロセスを経る必要があり、調査や清算人への報酬の支払等があるため、トータルでは決して安くはないコストが生じます。放置された時間が長くなるほど、手続きの難易度があがるため、費用や時間がかかります。今一度ご自身の自宅の登記記録を確認され、このような登記記録が残ってないか確認されてみてはいかがでしょうか。
会社の登記記録を探したところ、解散され清算結了により登記記録が閉鎖されておりました。当時の清算人に手続きの協力を得るべく、名前は○○傳右ヱ門、住所も○○番屋敷、抵当権を付けた時期からしてご存命とは思われないものの、捜索を開始します。周辺の聞き込みの結果、なんとか死亡の事実の確認が取れました。
次にすべきは、裁判所への清算人の選任申立てと、選任された清算人への債権の消滅時効の援用手続を経ての抵当権抹消登記手続きです。ここまで至るの着手より3ヶ月を要しました。
今となっては当時の当事者間で借入金の返済があったかも定かではございませんが、仮に返済がされ、即時に抵当権抹消登記がされていれば、費用もそれほどのものではなく、難易度・時間も何ということもなく終わっていたはずです。今になってから消すためにはこれほどのプロセスを経る必要があり、調査や清算人への報酬の支払等があるため、トータルでは決して安くはないコストが生じます。放置された時間が長くなるほど、手続きの難易度があがるため、費用や時間がかかります。今一度ご自身の自宅の登記記録を確認され、このような登記記録が残ってないか確認されてみてはいかがでしょうか。